困った場合に役立つ「借り換え」の基礎知識

多くの消費者金融を利用している場合、それぞれの業者に返済をしないといけません。そうなると、各借入先で手数料や金利がかかる上に、業者によっては月々の返済日も異なるので、管理が大変になってきます。
そういったとき、複数の消費者金融からの借入を1つの業者にまとめて、手数料・金利・返済管理を楽にする「借り換え」(もしくは「おまとめ」)という方法があります。借り換えとは、消費者金融で、金利の低いローンを新たに組み直して、現在借入中のローンをまとめて返済し、月々返済額の削減と利息の節約をするという仕組みです。また、業者で異なる月々の返済日を1つにすることができるので、返済ミスをしないで済みます。

借り換えをした場合のメリット

【主な消費者金融での借り換え】

会社名 名称 貸付金額 返済期間
(返済回数)
貸付利率
(実質年率)
借り換えの対象
アコム 借り換え専用
ローン
1万円~
300万円
借入日から最長13年7か月
(2回~162回)
7.7%~
18.0%
「貸金業者(みなし貸金業者を含む)」
からの借入債務に限る
プロミス おまとめ
ローン
300万円
まで
最終借入後、最長10年
(1回~120回)
6.3%~
17.8%
消費者金融・クレジットカードなどに
おけるキャッシング(無担保ローン)
アイフル おまとめ
MAX
1万円~
500万円
最長10年
(120回)
12.0%~
15.0%
アイフルおよび他社借入金の
借り換え

次に、実際に借り換えをした場合をシミュレーションしてみます。例として、A社とB社とC社から借入をして、アコムの借り換え専門ローンで一本化します。

※借り換え前

借入先 A社 B社 C社
借入残高 300,000円 400,000円 500,000円
金利(実質年率) 25.0% 25.0% 18.0%
月々返済額 9,000円 12,000円 15,000円
月々返済総額 36,000円

※借り換え後(借り換え日から最長7年3か月で計算)

借入先 アコム・借り換え専門ローン
借入残高 1,200,000円
金利(実質年率) 18.0%
月々返済額 23,000円

※ただし、返済期間などで総返済金額が増加する可能性があります。

アコムの借り換え専門ローンで一本化にすると、月の返済額を36,000円から23,000円に減らすことができます。また、金利も18.0%に減らせます。ただ、借り換えをする前と比べて返済期間が長くなったり、総返済金額が増加したりするというデメリットもあるので、利用する場合には注意が必要です。

借り換えの注意点

借り換えをする場合には借入を新規申込する際、同様に運転免許証や収入証明書の提出が必要です。借り換えの際、取引実績のよい利用者は金利の面で優遇されますが、取引実績がない新規での借り換えでは優遇されないこともあります。
そもそも、借り換えは通常のキャッシングと比べると審査が厳しくなっています。というのも、複数の消費者金融で行っている借入を1社で肩代わりするようなものなので、業者に自己管理能力のない方という印象を与えてしまいがちです。これまでに、クレジットカードの支払いやローンの返済が遅れる、不払いになったことがある場合は、借り換えの審査に通るのはかなり厳しくなります。現在数社から借入をしていて、将来的に借り変えを考えている方は、返済の延滞や不払いがないよう計画的に返済し続けることが大切です。

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